静岡県中部の外壁塗装相談所|元職人があなたの不安に答えます
はじめまして。「静岡外壁塗装リアルレポート」を運営している、日下部信親(くさかべ のぶちか)です。
私は元・外壁塗装職人として約30年にわたり塗装業界に携わってきました。現在は現場を離れていますが、塗料メーカーや施工業者とのつながりの中で、今も業界の流れや技術には目を光らせています。
そんな私が、今回は**「職人ではなく、あえてお客様として」**自宅の外壁塗装を静岡市で実施しました。自腹で塗装業者に依頼し、見積もりを取り、比較し、契約し、完成までを体験したすべてを――業者目線ではなく「お客様目線」でレポートしています。
業者選びって、思った以上に難しいんです。
たとえ知識があっても、実際に頼むとなると「何を基準に決めるべきか」「価格は適正なのか」「手抜きされないか」など、いろんな不安がよぎるもの。
この記事では、静岡市を中心とした中部エリアの外壁塗装事情を踏まえながら、
- 実体験から見えた“信頼できる業者の選び方”
- よくある失敗例とその回避法
- 色選びや費用感、見積もりの見方まで
を、プロとしての視点とお客様としての体験の両方から、ていねいに解説していきます。
「これから外壁塗装を考えているけど、どこに頼めばいいの?」
「失敗しないために、なにを知っておくべき?」
そんなあなたの不安に寄り添えるよう、包み隠さずリアルにお伝えします。
職人歴30年の私が、あえて他人に外壁塗装を頼んだ理由とは?
プロでも悩む!信頼できる業者選びの落とし穴
30年にわたり塗装の現場に立ち続けてきた私でも、「自宅の外壁塗装を誰に頼むか」という問いには正直悩みました。施工のノウハウや材料知識があるからこそ、業者のホームページや見積書の裏側まで読み取れます。しかしそれでも、「本当にこの会社に任せていいのか」という確信は、簡単には持てませんでした。
なぜなら、“信頼できそうに見える”業者と“本当に信頼できる”業者は別物だからです。施工事例や口コミ、価格だけでは判断できない「現場での対応力」「アフターフォローの誠実さ」「近隣住民への配慮」といった、数字に現れにくい部分こそが重要であり、そこを見誤ると失敗の原因になります。
つまり、プロでも「業者選び」は簡単ではない。逆に言えば、一般の方が迷うのは当然であり、その難しさは私自身が体験したリアルな“落とし穴”でもあるのです。
知識があるからこそ気づけなかった“見えない盲点”
自分で塗ることもできた立場でありながら、あえて業者に頼んだのは、客観的な視点が必要だと感じたからです。知識があると、つい「このやり方が正しい」「この塗料の耐久性が高い」と“理論”で判断しがちですが、それが必ずしも“我が家の立地・劣化状況・ライフプラン”に合っているとは限りません。
たとえば、「高機能塗料=正解」と思い込んでいた私は、実際に診断を受けてみて初めて、我が家の環境に最適な選択肢は“そこまで高価ではないシリコン塗料”だったと知りました。プロであるがゆえの先入観が、最適解から自分を遠ざけていたことに気づかされたのです。
つまり、知識は武器にもなるけれど、時に「視野を狭める壁」にもなる。この経験は、私にとって非常に大きな学びでした。
業者ではなく“お客様の視点”で届けたい本音と気づき
今回、自宅の塗装を「施主」として体験したことで、私は初めて“お客様のリアルな気持ち”を深く理解することができました。契約前の不安、見積書の難解さ、塗装中の近隣対応、仕上がりへの期待と不安……現場にいたころには見えていなかった“心の動き”が手に取るように分かりました。
だからこそ、このブログでは業者としての知識や経験に加え、「施主としての気づき」も含めて、より立体的で共感できる情報をお伝えしたいのです。
私が体験したように、「分かっているつもり」が一番危険です。そして、それはプロであっても例外ではありません。
この記事を通じて、読者の皆さんが「ただ安い」「ただ有名」といった表面的な判断ではなく、自分に合った“本当に納得できる業者選び”をしていただければ幸いです。
静岡県中部で外壁塗装をするなら知っておくべき地域事情
静岡市・焼津市・藤枝市・島田市の気候が塗装に与える影響
まず、外壁塗装において意外と見落とされがちなのが「地域の気候特性」です。特に静岡県中部――静岡市・焼津市・藤枝市・島田市は、太平洋に面しているため年間を通じて湿度が高く、沿岸部では塩害にも注意が必要です。
たとえば、静岡市の駿河湾沿岸では海風による塩分が建物表面に付着しやすく、金属部のサビや塗膜の劣化を早める原因になります。一方、島田市や藤枝市の内陸部では、夏の強い日射や気温差による熱膨張・収縮が外壁のひび割れにつながることもあります。
また、焼津市のように台風の通過ルートに近いエリアでは、風雨による外壁の汚れや剥がれも顕著になりがちです。
つまり、“同じ県内”でも地域によって塗装への影響が異なるため、気候に合わせた塗料選定や施工仕様が非常に重要です。全国対応の情報ではなく、“静岡中部の気候”に合った塗装設計が、後悔しないリフォームの第一歩となります。
この地域で特に劣化しやすい外壁材とその対策
静岡県中部では、特にモルタル壁や窯業系サイディングボードが多く使われていますが、この2つは共通して**「ひび割れ」や「チョーキング(粉吹き)」が起きやすい**素材です。
湿度が高いエリアでは、モルタル壁に微細なクラック(ヘアークラック)が入りやすく、そこから雨水が浸透するとカビや苔の発生リスクも高まります。また、窯業系サイディングは経年劣化で表面の塗膜が劣化し、防水性が失われると、反りや膨れが生じやすくなります。
これに対する対策としては、まず防水性と密着性に優れた塗料の選定がカギとなります。フッ素やラジカル制御型塗料などは、紫外線・湿気への耐性が高く、静岡中部の環境に適しています。
また、下地処理の質が仕上がりに大きく影響するため、「ひび割れ補修」や「高圧洗浄」の工程が丁寧な業者を選ぶことも欠かせません。素材の特性と地域の気候の両方を理解した上での塗装が、10年後の美観と耐久性を左右するのです。
地元業者 vs 大手業者|選び方で仕上がりが変わる?
塗装を検討するとき、多くの方が悩むのが「地元業者にするか?大手にするか?」という点です。
ここでは、私自身が元職人として、また“施主として”塗装を依頼した経験から、双方の特徴を客観的にお伝えします。
大手業者の魅力は、やはりブランド力と安心感、保証制度の充実です。マニュアル化された対応や、営業〜施工〜アフターまでの一貫体制は、多くの方にとって魅力でしょう。
一方で、地元密着型の塗装業者には、地域気候に精通しており、フットワークが軽く対応が柔軟であるという大きな強みがあります。私が実際にお願いした「岸本塗装」さんのように、職人が直接相談に乗ってくれて、地域特性を踏まえた提案をしてくれる会社は、施工の質も安心感も違いました。
また、地元業者は「その土地で評判が命」なので、手抜き工事をするとすぐ悪評が広まってしまうリスクが高く、結果として誠実な対応が期待できるというメリットも見逃せません。
結論としては、**“価格”や“知名度”だけで決めるのではなく、「地域性に対応できる提案力」と「施工実績の信頼性」**を軸に判断するのが、後悔しない業者選びのコツです。
外壁塗装でよくある不安と失敗例を元職人がぶっちゃけます
外壁塗装は、人生の中で何度も経験するものではありません。だからこそ、初めての人にとっては**「何が正解かわからない」「業者にだまされるんじゃないか」という不安がつきものです。 私自身、職人として何百件も現場に立ち会ってきましたが、“施主”として自分の家を塗る立場になったとき、はじめてその不安の本質が見えました**。
ここでは、外壁塗装でありがちな「不安」や「失敗」の事例をもとに、現場を知る立場だからこそ言えるぶっちゃけ話をお届けします。
見積もりが高すぎ?その「根拠」を読み解く力
「えっ、こんなにかかるの?」と驚いた経験、ありませんか?
外壁塗装の見積もりは、項目の細かさや塗料の種類、下地処理の有無によって数十万円単位で差が出ることもあります。
実際、私が相見積もりをとった際も、同じ坪数で一番安い業者と高い業者の差は約40万円。
でも、よくよく中身を見比べると、高い業者の方が「下塗り材の明記」「養生・高圧洗浄の工程」までしっかり記載されており、“見えない部分”に手間とコストをかけていたことがわかりました。
つまり、「高い=ぼったくり」とは限らない。
逆に、「安すぎる見積もり」は、手抜きの温床になりやすいというのが職人としての本音です。
重要なのは、“総額”ではなく“中身の明細”を見る目を持つこと。それが、失敗を防ぐ第一歩です。
手抜き工事のサインはここを見れば分かる!
塗装工事で最も多いトラブルが「施工不良」、つまり見えないところでの手抜きです。
たとえば、以下のようなケースは要注意です:
- 工期が異常に短く、天候に関係なく強行された
- 養生(マスキング)が甘く、窓枠や植木に塗料が飛んでいる
- 仕上がりにムラがあるのに補修をしてくれない
- 「下塗りを省略」して上塗りだけで済ませた疑いがある
実は、プロが見れば“現場写真の撮り方”や“職人の動き方”を見れば、手抜きかどうかある程度わかります。
私自身も見積時に「工事中の写真を工程ごとに撮影してくれますか?」と確認しました。
外壁塗装は“完成すれば見えなくなる工事”だからこそ、信頼と透明性が命です。
塗料選びで後悔しないための判断基準とは
塗料の選択は、施工費用と耐久性のバランスを左右する重要な要素です。
ですが、“高ければ良い”というわけではありません。
たとえば、私は当初「フッ素系の高耐久塗料」を考えていましたが、我が家の立地・築年数・ライフプランを考えると、コストと耐久年数のバランスに優れたラジカル制御型塗料が最適でした。
重要なのは以下の3点です:
- 自宅の立地(沿岸部/日当たり)
- 今後の住み替えやリフォーム計画
- 10年以内に再塗装するかどうかの方針
業者が一方的にすすめてくる塗料ではなく、施主自身が納得して選べるよう、複数パターンの提案をしてくれる会社を選びましょう。
営業トークの罠にハマらないための心構え
営業担当者は「言葉のプロ」。
優しくて丁寧な対応でも、実際の施工を担当する職人とは別チームというケースはよくあります。
私の経験では、「今日契約してくれたら特別割引します」というセリフが出た時点で少し警戒しました。
なぜなら、本当に誠実な業者は“即決を迫る”ことをしないからです。
営業トークに惑わされないためには、以下の点を意識してください:
- 一度は「持ち帰って検討します」と言ってみる
- 「他社と比較して決めたい」と伝えて反応を見る
- 契約前に、担当職人と直接話せる機会があるか確認する
塗装工事は“人に任せる仕事”です。営業よりも現場の人の誠実さや人柄こそが、最終的な満足度を左右します。
ご近所トラブルを防ぐために私が先にやったこと
最後に意外と盲点なのが、「ご近所への配慮」です。
実際、外壁塗装中は足場・高圧洗浄・塗料の臭いなど、想像以上に近隣へ影響を与える工事です。
私が実践したのは、着工前に手書きの挨拶状を持って近隣宅を訪問すること。
施工業者も挨拶してくれましたが、施主本人からの声かけで関係がとてもスムーズになりました。
さらに、以下のような対策もおすすめです:
- 工事スケジュールを事前に伝える
- 洗濯物が干しにくくなる日を共有する
- 工事完了後には「お礼」の気持ちをひと声かける
ほんの少しの気配りで、工事期間中のストレスやクレームを大幅に減らすことができます。
外壁塗装で失敗する人には、共通する「見落とし」があります。
そしてそれは、私のように現場を知っている人間でも、施主としてはじめて気づけたことばかりでした。
このページが、あなたの外壁塗装が「後悔のない、納得のいく経験」になるきっかけになれば幸いです。
私の家を塗ったリアルな記録|元職人が受けた外壁塗装のすべて
私はこれまで30年以上、外壁塗装の職人として数百件以上の現場に立ち会ってきました。
しかし今回は、自分の家を「お客様の立場」で塗装してもらうという立場になりました。
この経験を通して、職人であっても迷い、不安になり、気づきがあることを痛感しました。
ここでは、私の実体験に基づいて“頼む側”としてのリアルな記録を、包み隠さずお届けします。
これから外壁塗装を検討している方にとって、少しでも参考になれば幸いです。
なぜ自分で塗らず、業者に頼んだのか?
「元職人なんだから、自分で塗れるでしょ?」とよく言われます。
実際、塗ること自体は技術的に可能です。
ですが、自宅の外壁全体をひとりで塗るというのは、想像以上に時間と労力がかかる作業です。
さらに、塗装は“ひと塗りで終わり”ではありません。
足場の設置、高圧洗浄、下塗り・中塗り・上塗りといった工程、そして天候の管理まで含めて、計画性とチーム作業が求められます。
加えて、万が一ミスがあっても、自分では気づけない部分が出てしまうことへの不安もありました。
だからこそ、今回はあえて**“第三者の専門業者”に依頼しよう**と決めたのです。
これは、プロとしてのプライドよりも、施主としての納得と品質を優先した判断でした。
相見積もり3社で見えた“違い”とは
今回、私は静岡県中部で実績のある塗装業者3社から見積もりを取りました。
どの会社も地域密着で信頼されている印象がありましたが、見積書の中身・対応・提案力には明確な“差”があったのです。
【比較ポイントで特に差が出た点】
- 塗料の種類と説明の分かりやすさ
- 施工工程の具体性(特に下地処理の内容)
- 保証内容とアフター対応の有無
- 担当者の対応力と誠実さ
A社は金額が最も安かったものの、説明が曖昧で不安要素が多い印象。
B社は価格・説明ともに丁寧で中堅、大手の安心感はあるが融通が利きにくい。
C社(最終的に依頼した会社)は、現場写真を交えて診断し、私の立場を尊重した提案をしてくれました。
この相見積もりで強く感じたのは、「価格」よりも「内容と信頼感」が決め手になるということです。
私が最終的に選んだ業者とその決め手
私が選んだのは、静岡県焼津市にある**「岸萬塗装」さんです。 決め手は、“現場目線”と“お客様目線”の両方を兼ね備えていたこと**。
具体的には以下の点で非常に信頼を感じました:
- 診断時に実際の劣化箇所を写真で見せながら説明してくれた
- 塗料ごとの耐久年数・費用対効果を数値で比較してくれた
- 見積もりが非常に丁寧かつ明快で、質問にも即答
- 担当者が“元職人”としての私のこだわりにも柔軟に対応してくれた
結果として、「ここなら任せられる」と感じたのです。
業者選びは、**数字や知名度よりも“信頼できる人と仕事ができるかどうか”**が大事だと、あらためて実感しました。
工事の流れ・かかった費用・実際の日数を大公開
**工事の全体スケジュールは約2週間(実働10日程度)**でした。
以下は、実際の流れと費用の一例です:
【施工の流れ】
- 足場設置(半日)
- 高圧洗浄(1日)
- 下地処理・補修(1日)
- 下塗り(1日)
- 中塗り・上塗り(各1日ずつ)
- 養生撤去・点検・清掃(1日)
- 足場解体(半日)
【総費用の内訳(約98万円)】
- 塗料:ラジカル制御型塗料(外壁・付帯部)
- 足場代・養生費:込み
- 保証:10年(塗膜保証+定期点検つき)
自分で塗っていたら、工程の管理や天候の読みも含めて倍以上の時間がかかっていたでしょう。
“プロに任せる価値”を強く感じました。
工事後の満足度・気づき・そして唯一の後悔
塗装後の仕上がりには、大変満足しています。
色もイメージ通りで、近所の方からも「きれいになったね」と声をかけてもらえるほどでした。
特に感じたのは、「職人の手仕事は“表情”に出る」ということ。
養生の仕上げひとつ、刷毛の入れ方ひとつに、その職人の“心配り”が出ていたのが印象的でした。
ただ、唯一後悔しているのは、もっと早く相談すればよかったという点です。
築15年まで我慢してしまったことで、補修が必要な箇所が出てしまい、もう少し早ければ費用も抑えられたかもしれないと感じました。
外壁塗装は「一見して分かりづらい工事」だからこそ、誰に頼むか・いつ頼むか・どう選ぶかで大きく差が出ます。
今回、私自身が“元職人”という立場を離れ、「一施主」として体験したからこそ、伝えられることがあります。
この記録が、これから外壁塗装を考えている方の“後悔しない選択”につながれば嬉しいです。
静岡県中部の“本当に信頼できる業者”を見抜く7つのチェックポイント
外壁塗装の成否は、「どんな塗料を使ったか」よりも、“誰に頼んだか”で決まると言っても過言ではありません。
塗装業者には大小さまざまな会社が存在し、広告やサイトだけでは“本当に信頼できるかどうか”を見抜くのは困難です。
そこで今回は、職人歴30年の私が実際に業者を選んだときにチェックした7つの視点をご紹介します。
静岡市・焼津市・藤枝市など、静岡県中部で塗装を検討している方にこそ読んでほしい内容です。
① 資格や許可証は“あるだけ”で信頼できる?
多くの塗装業者が「一級塗装技能士」「建設業許可」「塗装工事業登録」などを掲げています。
これらの資格や許可証は、“最低限の信頼ライン”をクリアしている証拠ではありますが、持っている=優良業者とは限りません。
重要なのは、その資格を**“誰が、どこで、どう活用しているか”**。
たとえば、資格は代表者が持っているだけで、実際の現場には未経験者が多い……というケースもゼロではありません。
信頼に足る業者かどうかを見極めるには、現場に入る職人さんが有資格者かどうか、または誰が施工管理を担当するのかを必ず確認しましょう。
② 見積もりが細かすぎる業者ほど誠実な理由
「見積書は細かいほど、誠実な業者です」——これは現場にいた私の実感でもあります。
逆に、「外壁塗装一式 80万円」などざっくりしすぎた見積書は要注意です。
優良業者の見積もりは、以下のように施工内容が明確に分解されているのが特徴です:
- 高圧洗浄、養生、下塗り、中塗り、上塗り
- 使用塗料の種類・メーカー・缶数
- 足場の設置・解体、運搬費用など
これにより、「どこにどれだけ費用がかかっているか」が把握でき、“後出し請求”や“手抜き工事”のリスクを回避できます。
③ 実績と口コミは“地域密着”で見極める
全国展開の大手業者も安心感がありますが、外壁塗装は地域ごとの気候や外壁材の特徴を熟知している地元業者の方が、柔軟な対応ができるケースが多いです。
たとえば、静岡県中部は塩害・湿気・日差しの強さなど、エリア特有の要素が外壁の劣化に影響を与えます。
その地域で10年、20年と営業を続けている業者は、“土地勘”と“信用”がある証拠です。
また、口コミを見る際はGoogleだけでなく、地元の掲示板・施工事例・SNSの声も含めて総合的に判断すると、より実態に近い評価が見えてきます。
④ アフターサービスが“契約だけ”になってないか?
契約書には「10年保証」と書いてあっても、実際には何もしてくれなかったという声も少なくありません。
本当に信頼できる業者は、以下のような**“行動としてのアフター”がある**ものです:
- 完工後の定期点検(年1回など)
- 保証期間中の無料補修の実績
- 不具合時の対応スピードと丁寧さ
契約前には、**「保証の内容」「補修対応の範囲」「誰が、いつ対応してくれるのか」**まで確認しましょう。
“紙に書いてある”だけの保証では、いざというとき役に立ちません。
⑤ 専門用語だらけの説明に注意すべき理由
見積もり説明や塗料の話が、業界用語ばかりで理解できないという経験をされた方もいるかもしれません。
実はこれ、“知識のマウント”をとる業者の典型例でもあります。
本当に親切で信頼できる業者は、専門的な内容を「素人にも伝わる言葉」で丁寧に説明してくれるものです。
質問したときに:
- 図を描いて説明してくれる
- 例え話でかみ砕いてくれる
- 納得するまで説明を繰り返してくれる
こうした対応がある業者は、現場でも丁寧な施工をしてくれる傾向が非常に高いです。
⑥ 最後は「人柄」!職人さんの雰囲気を観察しよう
どんなに良い塗料を使っても、どんなに立派な会社でも、最終的に塗るのは“人”です。
そのため、実際に塗装する職人さんの:
- あいさつや受け答えの丁寧さ
- 清潔感(服装・言葉づかい)
- 目を見て話すか、誠実な印象か
といった部分を**“直感”も含めてしっかり観察することが大切**です。
特に静岡県中部のような地域では、ご近所との距離感も重要になるため、職人さんの態度ひとつでトラブルにもなりかねません。
⑦ 飛び込み営業や過剰な値引きは赤信号
「たまたま近くで工事していて…」という飛び込み営業に遭遇したことがある方も多いでしょう。
また、初回相談時に大幅な値引きや当日契約の特典を持ち出す業者も要注意です。
こうした業者は、契約を急がせる傾向があり、後々のフォローや仕上がりで不満が出るケースが多いです。
“本当に良い仕事をしてくれる業者”は、価格よりも内容と誠実さで勝負しています。
すぐに決断を迫るのではなく、「納得するまで待ってくれる姿勢」があるかどうかが大きな判断材料になります。
⑧ 安心できる外壁塗装の第一歩は「見極める力」
外壁塗装は「高額」で「やり直しが難しい」からこそ、信頼できる業者に出会えるかどうかがすべてです。
上記7つのチェックポイントを意識することで、「なんとなく安いから」「知名度があるから」といった理由で選んで後悔するリスクを大きく減らせます。
元職人の私も、“施主”という立場になって初めてわかった不安や迷いがありました。
だからこそ、この記事があなたにとって「正しい判断」ができる助けになれば幸いです。
現場を知るからこそ伝えたい!外壁塗装で後悔しない5つのコツ
外壁塗装は、一度施工すれば10年近くはやり直しが効かない“長期視点の投資”です。
だからこそ、「費用」や「見た目」だけで判断してしまうと、数年後に「こんなはずじゃなかった…」と後悔するケースも少なくありません。
私は塗装業界に30年以上関わり、現場でさまざまな失敗・成功のパターンを見てきました。
今回はその経験を踏まえて、**“後悔しないために知っておくべき5つのリアルなコツ”**を、客観的かつ多角的な視点でお伝えします。
① 安さに惑わされず「耐久性と保証」で比較する
見積もりを見てまず目が行くのが「金額」ですが、“安い”=“お得”とは限りません。
むしろ、格安の業者ほど「塗料の質を落としている」「下地処理を簡略化している」など、見えにくい部分でコストを削っているケースが多々あります。
例えば、10年もつフッ素系塗料ではなく、安価なアクリル塗料を使えば価格は下がりますが、耐久年数は半分以下になることも。その結果、5年後に再塗装が必要となれば、トータルコストはむしろ高くつくことになります。
さらに重要なのが「保証内容」です。
「10年保証」と書かれていても、“塗料の保証”なのか“施工の保証”なのか、曖昧なこともあるため、必ず中身を確認しましょう。
② 塗装に適した“ベストな季節”を見逃すな!
塗装工事は年間を通して可能ですが、実は季節によって仕上がりの質に差が出ることをご存じですか?
たとえば:
- 梅雨時期や冬の結露が多い時期は、乾燥が不十分になる可能性
- 真夏の猛暑日は、塗料が早く乾きすぎてムラになることも
- 春や秋は気温・湿度のバランスが良く、最も安定した仕上がりが期待できる
信頼できる業者であれば、天候や湿度をしっかり考慮しながら、無理に作業を進めない判断をしてくれます。
「いつ塗るか」も、失敗しないための大きなポイントです。
③ 屋根も一緒に診断してもらうべき理由
外壁塗装を検討するとき、つい“壁だけ”に目が行きがちですが、同時に確認すべきなのが「屋根の状態」です。
なぜなら:
- 外壁と屋根は、紫外線・風雨によるダメージのタイミングが似ている
- 足場を設置する費用がかかるため、別のタイミングで屋根だけ施工すると二重コストになる
- 小さなヒビ割れや色褪せも、放置すれば雨漏りや断熱性の低下につながるリスク
私が依頼した業者では、外壁と同時に屋根もドローンと目視で診断してくれました。
この“ついでのひと手間”が、将来の出費とトラブルを防ぐ大きな安心材料になるのです。
④ 近隣配慮ができる業者は“本当に良い業者”
外壁塗装は、施主本人だけでなく、周囲の住環境にも影響する工事です。
足場の設置音や高圧洗浄の音、塗料の臭いなどで、ご近所とのトラブルになることも珍しくありません。
そこで注目すべきなのが、**業者の「近隣対応力」**です。
信頼できる業者は:
- 事前に近隣へ工事の案内や挨拶をしてくれる
- 施工時に洗濯物などへの配慮を伝えてくれる
- 何かあったときのクレーム対応も迅速かつ丁寧
こうした“現場での姿勢”は、カタログやホームページには出てこない、本物の信頼性の証です。
⑤ 塗料と職人は別モノ!品質の責任は誰が持つ?
「良い塗料を選べば安心」と思っていませんか?
実は、塗料の性能が100%発揮されるかどうかは、“誰が塗るか”に大きく左右されます。
たとえば、同じシリコン塗料でも:
- 塗る厚みが適切でなければ、耐久性は半減
- 下地処理が甘ければ、塗膜が浮いてしまう可能性
- 指定の乾燥時間を守らなければ、剥がれやムラの原因
つまり、“高性能な塗料”も、“信頼できる職人”という前提がなければ宝の持ち腐れです。
見積もり時には、実際に施工を担当する職人が誰なのか、どんな実績があるのか、現場に来るかどうかを確認しましょう。
品質の責任は、**「モノ」ではなく「ヒト」**が担っているのです。
⑥ 後悔しない塗装工事は「視点の切り替え」から始まる
外壁塗装の成功は、業者選びだけでなく、**「何を重視して判断するか」**で大きく変わります。
- 「価格」だけでなく「耐久性と保証」
- 「今すぐ」ではなく「適した季節」
- 「外壁だけ」ではなく「屋根も一緒に」
- 「工事内容」だけでなく「近隣への配慮」
- 「塗料」だけでなく「職人の腕と責任感」
この5つの視点を持つだけで、あなたの外壁塗装は、ぐっと安心で満足度の高いものになります。
元職人の私だからこそ、現場で見てきた“本当に大事なこと”を正直に伝えたい。
この記事が、後悔しない判断のヒントになれば幸いです。
外壁の色選びで後悔しないために|私の事例とプロの視点から解説
外壁塗装の計画で、多くの人が最も悩むのが「色選び」です。
価格や耐久性と違い、“正解”がひとつではないからこそ、完成してから「思ってたのと違う…」と後悔するケースも非常に多いのがこの工程です。
私自身も職人歴30年ですが、いざ自宅の色を選ぶとなると、想像以上に迷いました。
この記事では、私が体験したリアルな事例と、現場で培ったプロの視点をもとに、後悔しない色選びのためのヒントをお伝えします。
カラーシミュレーションを使って初めて分かった現実
色選びの際に、業者から提供される「カラーシミュレーション」は非常に便利なツールです。
私の家も、塗装前に3パターンのカラーシミュレーションを試しましたが、ここで気づいたのが、“画面上の印象”と“実際の外壁に塗った印象”は大きく違うという現実です。
特に以下のような落とし穴があります:
- モニターの明るさや色設定で見え方が変わる
- 近隣建物とのバランスまでは反映されない
- 昼と夜、曇りと晴れでは印象がガラリと変わる
私の場合、最初に「これは良さそう!」と思った色が、実際にA4サイズの塗り板見本で見たときに、「思ったより派手だな…」と感じたのです。
シミュレーションはあくまで参考であり、実物見本(できれば屋外で)で確認することが後悔防止のカギになります。
街並みに溶け込む色選びのコツ
自分好みの色を選びたくなるのは当然ですが、周囲の家とのバランスを無視してしまうと、悪目立ちしてしまうこともあります。
塗装後に「ちょっと浮いてるかも…」と感じてしまう原因の多くは、街全体の雰囲気と調和していない色選びです。
ここで意識したいポイントは:
- 周囲の住宅の外壁・屋根・塀の色を観察する
- 同系色や自然素材系カラー(ベージュ・グレー・アースカラー)をベースに選ぶ
- ツートンにするなら“境界のライン”に注意(水平か垂直かで印象が大きく変わる)
特に静岡県中部のような住宅密集エリアでは、明るすぎるホワイトや原色系は“派手すぎる”と感じられる傾向があります。
「目立たないけど印象は良い」そんな色選びが、長い目で見ても満足感につながります。
色あせ・汚れが目立ちにくい色とは?
外壁の色選びで後悔する人がよく挙げるのが、「すぐに色あせた」「汚れが目立ってきた」という声です。
これは見た目の問題だけでなく、再塗装のタイミングを早める要因にもなるため、事前に把握しておきたい重要なポイントです。
以下は、私の経験上劣化が目立ちにくい色の傾向です:
色の系統 | 色あせへの強さ | 汚れの目立ちにくさ | 総合評価 |
---|---|---|---|
ベージュ系 | ◎ | ◎ | ◎ |
グレー系 | ◎ | ○ | ◎ |
アイボリー系 | ○ | ◎ | ◎ |
純白/黒 | ×(変色しやすい) | ×(汚れが目立つ) | △ |
原色・鮮やかな色 | × | △ | △ |
また、塗料自体の性能も大きく関係します。
ラジカル制御型塗料やフッ素系塗料を選べば、色あせ・汚れの耐性は格段にアップしますが、価格とのバランスも見極めが必要です。
色の好みと機能性のバランスをとることで、**見た目も維持費も“満足度の高い選択”**になります。
色選びの正解は「納得して選ぶプロセス」にある
外壁塗装の色選びは、完成してからの暮らしの印象や、家の資産価値にも大きく関わるポイントです。
「なんとなくこの色にした」「シミュレーションで良さそうだったから」では、完成後にギャップが生じやすく、結果的に後悔につながりかねません。
- 実物見本を確認する
- 街の景観と調和させる
- 色あせ・汚れを防ぐ視点も持つ
この3つの視点を持つだけで、色選びの精度はぐっと高まります。
私自身が経験したリアルな悩みと気づきを、あなたの色選びの参考にしていただけたら幸いです。
外壁塗装で人気の配色事例一覧【静岡県中部エリア対応】
色選びで失敗しないためには、**「地域に馴染みやすい」「経年劣化が目立ちにくい」「飽きがこない」**といった視点が欠かせません。
① ベージュ×ブラウン|温もりと落ち着きのある王道ツートン
- 外壁(ベース):アイボリーベージュ
- アクセント:ダークブラウン(玄関まわり・バルコニー)
特徴:
- 静岡県中部の住宅街で最も見かける安心配色
- 汚れや色あせが目立ちにくい
- 木目調サイディングとも相性抜群
おすすめ層:築10年以上の戸建て/ナチュラルな雰囲気を好むご家庭
② グレー×ホワイト|都会的で洗練された印象に
- 外壁(ベース):ライトグレー
- アクセント:ピュアホワイト(窓まわり・軒天)
特徴:
- シンプルかつスタイリッシュ
- 紫外線による劣化が目立ちにくい
- 雨だれやカビもグレーでカバーできる
おすすめ層:新築風の印象を演出したい人/モダンスタイル志向の人
③ ネイビー×ホワイト|個性と高級感を両立
- 外壁(ベース):ダークネイビー
- アクセント:オフホワイト(窓枠・破風板)
特徴:
- 高級感・重厚感のある仕上がり
- ツヤあり塗料を使うと高級感UP
- やや熱を吸収しやすいため断熱塗料推奨
おすすめ層:スタイリッシュに目立ちたい方/若いファミリー層
④ グレージュ(灰みベージュ)単色|流行りの“くすみカラー”で大人の品格を
- 外壁:グレージュ単色(艶消し仕上げ)
特徴:
- 自然光のもとではベージュ、夕方はグレーに見える絶妙カラー
- 和風・洋風どちらの建物にも合う
- 上品で飽きが来ない
おすすめ層:ナチュラルモダン系住宅/流行感を求める世代
⑤ アイボリー×グリーン|爽やかで自然に溶け込む印象に
- 外壁(ベース):明るめのアイボリー
- アクセント:くすみグリーン(玄関まわり・雨樋など)
特徴:
- 柔らかく親しみやすい印象
- 樹木や庭と調和しやすい
- 明るさと落ち着きを両立
おすすめ層:ガーデニング好きのご家庭/平屋住宅にも◎
⑥ 黒×木目(風)アクセント|和モダン住宅に最適
- 外壁(ベース):チャコールブラック
- アクセント:木目調サイディングやタイル風の柄
特徴:
- 旅館風や和モダンデザインに最適
- 直射日光を吸収しやすいので遮熱塗料がおすすめ
- 洗練された大人の外観に
おすすめ層:和モダン住宅/シニア世代/静岡らしい落ち着いた町並みに合う
⑦ カラー選びのポイント:全体バランス+素材感も意識!
- 屋根や塀、雨樋とのバランスを見ながら配色を考える
- 外壁素材によって色の「映え方」が変わる(凹凸がある場合は濃い色が立体感を強調)
- ツヤの有無でも印象が変化(ツヤあり=明るく華やか/ツヤ消し=落ち着きと高級感)
よくある質問に“元職人の本音”でお答えします【FAQ】
外壁塗装に関する疑問や不安はつきものです。ここでは、業界歴30年の元塗装職人として、よくある質問に“業者寄りではない、中立的な立場”から本音でお答えします。初めての方も、2回目以降の塗装を考えている方も、ぜひ参考にしてください。
Q1:外壁塗装のタイミングは築何年目がベスト?
A:築10年が一つの目安。ただし“劣化の進み方”は立地と素材で大きく異なります。
例えば、海に近い静岡市清水区では塩害や風雨による劣化が早く、築7〜8年でチョーキング(白い粉が出る現象)が起きることも。一方、風が穏やかで日陰の多い藤枝市内では、同じ塗料でも13〜15年もつケースもあります。
🔍 ポイント:築年数だけに頼らず、「外壁を手でこすって白い粉が出る」「コーキングがひび割れている」などの劣化サインをチェックしましょう。
Q2:高い塗料って本当に良いの?
A:価格だけで判断するのは危険。重要なのは「建物に合っているか」です。
たとえば、「フッ素塗料」や「無機塗料」は高耐久ですが、適切な下地処理や乾燥時間を守らなければ本来の性能は発揮されません。また、建物がすでに劣化している場合、高価な塗料を塗っても持ちません。
💡 元職人の本音:高い=万能ではありません。ライフスタイル・予算・築年数・今後の住まい方に合わせた選定が大事です。
Q3:10年保証って本当に安心できるの?
A:保証内容の「中身」が重要です。年数だけで安心してはいけません。
実は、10年保証といっても、**塗料メーカー保証(素材)と施工業者保証(工事)**で内容が異なります。しかも、よく見ると「○年以内に塗膜が剥がれた場合のみ」「自然災害は除く」といった“但し書き”が多いのが現実です。
🛠 確認すべきこと:
- 何に対する保証か?(剥がれ/変色/膨れ)
- 無償対応の範囲と条件
- アフター点検の頻度
Q4:色選びは誰が決めるべき?施主?プロ?
A:最終判断は施主。でも“プロのアドバイス”が不可欠です。
ご自身の好みや理想のイメージを大切にしつつも、プロから「その色は汚れが目立ちやすい」「周囲と調和しづらい」といった現実的な意見を聞くことが大切です。
📸 カラーシミュレーションを使うことで、より正確な仕上がりイメージを確認できます。
Q5:静岡市と焼津市で外壁塗装の相場は変わる?
A:施工費そのものは大きく変わりませんが、“外的要因”に差があります。
たとえば、静岡市駿河区や清水区では、塩害対策のための下地処理や耐久塗料の提案がされやすく、工事費がやや高めになることも。一方、焼津市は土地が比較的広く、足場設置がスムーズに進むため、その分コストを抑えられるケースもあります。
📊 目安価格帯(一般的な30坪住宅):
- 静岡市:80〜120万円前後(塩害・雨対策あり)
- 焼津市:75〜110万円前後(敷地条件が良ければお得)
まとめ・結論:元職人の“頼む側のリアル”が、あなたの成功のヒントになる
外壁塗装は「見えない部分の買い物」です。だからこそ、**施工する側の知識だけでは見えない“お客様のリアルな不安”**にこそ、成功と失敗の分かれ道が潜んでいます。
私は長年、職人として数えきれないほどの現場に立ってきました。そして今、自宅の塗装を「頼む側」として体験したことで、初めて見えたことがたくさんありました。
施工側・依頼側、両方の視点で見えること
「工程の丁寧さ」「塗料の選び方」「見積もりの読み解き方」「職人の人柄」……
どれも、職人時代には“当たり前”だったことが、依頼者になると不安に変わる。
この両面を経験したからこそ、私は今、中立でフラットな立場から、これから外壁塗装を考えているあなたに伝えられることがあります。
静岡県中部エリアの塗装で失敗しないために
静岡市・焼津市・藤枝市・島田市など、この地域は海風・湿気・日射しの影響を強く受ける地域特性を持っています。そのため、
- 塗料の選び方
- 劣化しやすい部位の見極め
- 時期の選定(梅雨・台風など)
といった地域密着の知見が成功のカギとなります。
“大手だから安心”ではなく、“その地域をよく知る人”に相談することが、本当に後悔しない塗装につながるのです。
小さな不安も、まずは“経験者”に聞いてみてください
- 「相場って本当にこの価格でいいの?」
- 「この塗料で大丈夫なのかな?」
- 「職人さんとの相性が合うか心配」
こうしたちょっとした疑問こそ、放っておかないことが大切です。
私は売り手でも、ただの評論家でもありません。
「頼む側の気持ちが分かる“元職人”」として、あなたと同じ目線で、じっくり向き合います。
◆ 管理人から一言
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
私は、外壁塗装の現場に30年携わってきた元職人です。数えきれないほどの家を塗ってきましたが、自宅の塗装を「頼む立場」で経験して、初めて見えることがたくさんありました。
だからこそ今は、「施工する側」ではなく「迷っているあなたの味方」として、このブログを書いています。
塗装は、安くない買い物です。だからこそ、後悔してほしくないし、誰にも相談できずにモヤモヤしてほしくない。
このブログが、あなたの小さな不安を取り除く“道しるべ”になれたらうれしいです。
どんな些細なことでも構いません。気になることがあれば、どうぞ気軽に声をかけてくださいね。
経験者として、正直に、リアルにお応えします。
― 静岡外壁塗装リアルレポート|日下部 信親(くさかべ のぶちか)